「光回線でテレビを観たいけれど、どのサービスがおすすめなの」と考えていませんか?
光回線が普及し高速インターネットが当たり前になった今、固定電話やネットだけでなく、テレビもまとめる時代になりました。
本記事では、光回線でテレビを視聴する仕組みを分かりやすく解説しつつ、おすすめのサービスを紹介します。
最後まで読めば、固定電話やネット、テレビを一本化するメリットや注意点を理解できるようになります。
この記事で分かること
- 光回線を使った代表的なテレビサービス
- テレビを観るためのおすすめ回線事業者
- 光回線でテレビを視聴するメリット・デメリット
- テレビ視聴ができる光回線の選び方
光回線でテレビを観るためのおすすめ回線事業者
光回線を利用してテレビを視聴するためには、信頼性が高く、サービス内容が充実している回線事業者を選ぶことが重要です。
TVにおすすめの光回線
J:COM NET|J:COM TV
提供エリア | 日本全国 ※住所や物件によっては利用できない場合があります。 詳細は必ずJCOM公式HPをご 確認ください |
開通までの期間目安 | 光1G・5G・10Gコース:約1カ月後 J:COM NET 1Gコース:最短4日〜(同軸ケーブル利用) |
最大通信速度 | 1G〜10Gbps(プランにより異なる) |
セット割引 | auスマホと自宅の光回線セットで最大1,100円/月の割引 UQモバイル指定プランとセットで最大1,100円/月の割引 J:COMサービスとセットで、J:COMモバイルのデータ容量増量 |
開通までのWiFi貸出 | なし |
初期費用 | 手数料:3,080~3,300円(税込) 基本工事費:47,520円(税込) |
月額料金 | 5,258円〜7,568円(税込)(プランにより異なる) |
キャッシュバック | なし |
契約縛り期間 | 縛りなし |
契約解除料 | プランにより異なる |
運営会社 | JCOM株式会社 |
J:COM NETは、日本で最も利用されているケーブルテレビ事業者の一つです。
J:COM TVは、豊富なチャンネル数と高品質な映像を提供しており、家族全員で楽しめる多彩なコンテンツが揃っています。
加えて、オンデマンドサービスも充実しており、見逃した番組を後から視聴可能です。
さらに、J:COM TVは回線とセットで契約することで割引が適用されます。
これにより、コストを抑えつつ高品質なテレビ視聴を楽しむことができるでしょう。
J:COM NETの強みは、長年の実績と多くのユーザーからの信頼です。
地域に密着したサービス展開を行っており、トラブル時の対応も迅速です。そのため、安心して利用できる点が大きな魅力です。
さらに、NETFLIX・Disney+のパッケージプランもあります。
参考J:COM NETってどんな回線?メリット・デメリットから口コミ・評判まで全て解説!
ソフトバンク光|ソフトバンク光テレビ
提供エリア | NTT東日本・NTT西日本フレッツ光回線の提供エリア |
開通までの期間目安 | 申込日+4日+最短6営業日以降で選択可 |
最大通信速度 | 1G〜10Gbps(プランにより異なる) |
セット割引 | ソフトバンクスマホとセットで1,100円/月割引(※おうち割) |
初期費用 | 事務手数料:3,300円 立ち会い工事なし:2,200円 立ち会い工事あり:26,400円(月額料金に上乗せし分割可能) 立ち会い工事あり(室内のみ):10,560円 |
月額料金 | 戸建て:5,720円 集合住宅:4,180円 (プランにより異なる) |
キャッシュバック | 有り |
契約縛り期間 | 2〜5年(プランにより異なる) |
契約解除料 | 最大6,380円(プランにより異なる) 自動更新なしプラン:契約期間終了後はなし |
運営会社 | ソフトバンク株式会社 |
ソフトバンク光は、NTTフレッツ光の回線を利用した光コラボ回線で、豊富なオプションサービスが特徴です。
アンテナ不要で地デジ・BS放送を視聴できるサービスを提供しており、天候に左右されることなく高画質なテレビ視聴が可能です。
また、ソフトバンク光はスマートフォンとのセット割引「おうち割 光セット」を利用することで、通信費を抑えることができます。
家族全員でソフトバンクのスマートフォンを利用している場合、この割引を適用することで大幅なコスト削減が期待できます。
ソフトバンク光は、インターネットの速度や安定性に定評があり、特にオンラインでの映像視聴やゲームを楽しむユーザーに人気です。
ドコモ光|テレビオプション
提供エリア | NTT東日本・NTT西日本フレッツ光回線の提供エリア |
開通までの目安 | 2週間~1ヶ月半程度 |
最大通信速度 | 1G〜10Gbps(プランにより異なる) |
セット割引 | ドコモスマホとセットで1,100円/月割引 |
初期費用 | 手数料:3,300円 工事費:16,500円〜19,800円 現在フレッツ光を利用中の場合、無料 |
月額料金 | マンション:4,400円 戸建て:5,720円 |
キャッシュバック | 有り(条件有り) |
契約縛り期間 | 2年 |
契約解除料 | 2,970〜5,500円(プランにより異なる) |
運営会社 | 株式会社NTTドコモ |
ドコモ光は、NTTドコモが提供する光回線サービスで、全国に広がるサービスエリアと信頼性の高さが魅力です。
ドコモ光のテレビオプションでは、地デジやBS放送をアンテナなしで視聴できるだけでなく、テレビオプションを利用することで多彩なチャンネルを楽しめます。
さらに、ドコモのスマートフォンとのセット割引「ドコモ光セット割」を利用することで、通信費をさらに抑えることができます。
家族全員がドコモユーザーの場合、特にお得になる点が魅力です。
ドコモ光は、NTTのフレッツ光回線を利用しているため、インターネットの速度と安定性が非常に高いです。
NURO光|ひかりTV for NURO
提供エリア | 北海道・関東・東海・関西・中国・九州の一部エリア |
開通までの目安 | 戸建ての場合、1~2カ月程度 集合住宅の場合、1~3カ月程度 |
初期費用 | 事務手数料:3,300円 標準工事費:44,000円 |
月額料金 | 5,200〜8,517円(プランにより異なる) |
キャッシュバック | 有り |
契約縛り期間 | なし・2年・3年 |
契約解除料 | 528〜4,400円(プランにより異なる) |
運営会社 | ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社 |
NURO光は、ソニーグループが提供する高速インターネットサービスで、標準で下り最大2Gbpsの超高速通信が特徴です。
NURO光では、ひかりTV for NUROというオプションサービスを提供しており、多彩なチャンネルラインナップが魅力です。
ひかりTV for NUROは、地デジ・BS放送に加え、映画やスポーツ、バラエティなどの専門チャンネルが豊富に揃っており、家族全員で楽しめるコンテンツが充実しています。
また、オンデマンドサービスも利用可能で、好きな時間に番組を視聴できる点が嬉しいポイントです。
NURO光は、特にインターネットの速度を重視するユーザーにおすすめです。
auひかり|テレビサービス
提供エリア | 全国(中部・関西・沖縄・一部地域を除く) |
最大通信速度 | 1G〜10Gbps(プランにより異なる) |
セット割引 | auスマホとセットで1,100円/月割引 |
開通までの目安 | マンション:2週間程度 戸建:1〜2ヶ月程度 |
初期費用 | 事務手数料:3,300円 工事費:33,000〜41,250円(月額料金に上乗せし分割可能) |
月額料金 | 4,730円〜6,908円(プランにより異なる) |
キャッシュバック | 有り |
契約縛り期間 | なし・2年・3年 |
契約解除料 | 2,730〜4,730円(プランにより異なる) |
運営会社 | KDDI株式会社 |
auひかりは、KDDIが提供する光回線サービスで、全国に広がるサービスエリアと安定した接続品質が特徴です。
auひかりのテレビサービスは、地デジ・BS放送に加えて、多彩な専門チャンネルが視聴可能で、家族全員が楽しめるコンテンツが揃っています。
また、auひかりはスマートフォンとのセット割引「auスマートバリュー」を利用することで、通信費を抑えることができます。
auユーザーであれば、さらにお得にテレビ視聴とインターネットを利用できるでしょう。
auひかりは、光回線の安定性と速度に定評があり、特に映像視聴やオンラインゲームを楽しむ方に適しています。
ビッグローブ光|ビッグローブ光テレビ
提供エリア | NTT東日本・NTT西日本フレッツ光回線の提供エリア |
開通までの期間目安 | 最短10日〜2カ月程度 |
最大通信速度 | 1G〜10Gbps |
セット割引 | auスマホ:1,100円/月割引 BIGLOBEモバイル:220円/月割引 UQモバイル:最大1,100円/月割引 |
開通までのWiFi貸出 | 有り(回線開通まで3週間以上かかる場合) |
初期費用 | 事務手数料:3,300円 新規工事費:16,500〜19,800円(分割可能) |
月額料金 | 戸建て:5,478円〜 集合住宅:4,378円〜 |
キャッシュバック | 有り |
契約縛り期間 | 2年・3年 |
契約解除料 | 戸建て:4,230円 集合住宅向:3,360円 |
運営会社 | ビッグローブ株式会社 |
ビッグローブ光は、NTT東西のフレッツ光を使用した光コラボ回線で、安定した通信品質が特徴です。
ビッグローブ光テレビは、地デジ・BS放送をアンテナ不要で視聴できるサービスを提供しており、高品質な映像を楽しむことができます。
さらに、ビッグローブ光は、インターネットとテレビサービスをセットで契約することで、割引が適用されるプランも用意されています。
コストを抑えつつ、高品質なテレビ視聴を楽しみたい方におすすめです。
ビッグローブ光は、フレッツ光回線を利用しているため、インターネットの速度と安定性が非常に高いです。
光回線でテレビを視聴できる仕組み
その仕組みは以下の通りです。
なぜテレビが観れるの?
- 放送信号が光回線を通じて自宅に届く
- 自宅のONU(光回線終端装置)で光信号が電気信号に相互変換される
- 変換された信号は映像用回線終端装置(STB)を経由する
- STBからアンテナケーブルでテレビに接続され映像が表示される
この仕組みにより、屋外アンテナを設置したり維持管理をしたりする必要がありません。
光回線の光ファイバーであらゆるテレビの番組を配信できるため、後から工事をする必要がありません。
アンテナ設置が難しい地域や台風などで天候が荒れても、安定した映像品質を維持できます。
視聴できるチャンネルは、地デジやBS放送だけでなく、映画やスポーツ、アニメなどの専門チャンネルも含まれます。
光回線で映像データを伝送するためアンテナが不要
前述した通り、光回線を利用することで、従来必要とされていた地上波アンテナや衛星アンテナが不要になります。
これは、映像データが光ファイバーを通じてインターネット経由で送られるためです。
したがって、アンテナを設置する必要がなく、屋外の設置場所を確保する手間も省けます。
特に、マンションや集合住宅にお住まいの方にとっては、共用部分へのアンテナ設置が不要になるため、手軽にテレビ視聴環境を整えることができます。
固定伝送路のため高画質で安定した視聴が可能
光ファイバーは、高速で安定したデータ伝送が可能な通信媒体です。
地デジや衛星放送などは電波で受信をしているため、光回線のような固定伝送路と比べると不安定です。
これにより、光回線ではテレビ放送を高画質で視聴することができ、さらに、データ伝送の安定性が高いため、映像の途切れや音声の乱れもほとんど発生しません。
また、光ファイバーは外部環境の影響を受けにくい特徴があり、天候や電磁波の干渉による品質低下がほぼないため、常に安定した視聴体験を提供します。
宅内でテレビと接続する方法は主に2種類
使用するケーブルの種類によって特徴が異なるため、それぞれの違いを理解することは大切です。
宅内での接続方法
- 同軸ケーブルを使用するタイプ
- LANケーブルを使用するタイプ
同軸ケーブルを使用するタイプ
同軸ケーブルは、テレビと壁の端子を接続するための伝統的なケーブルで、丸い穴の中心に針がついた特徴的な形状をしています。
このタイプは安定した信号伝送が可能で、高画質の映像を楽しめるのが特徴です。
月額料金は500円〜1,000円程度で、テレビの台数に関係なく地デジやBS放送を視聴できるようになります。
適切な工事を実施すれば、家中のテレビで視聴することが可能です。
ただし、屋内の配線工事をしなければなりません。初期費用で20,000円〜40,000円ほどかかる場合があるため、事前に工事費用は確認してください。
長期的に見ると、毎月費用がかかるため、アンテナでテレビを視聴する場合に比べて割高になる可能性があります。
代表的なサービスとしては、NTTのフレッツテレビやケーブルテレビ、電力会社の光回線サービスにおける光テレビなどが挙げられます。
LANケーブルを使用するタイプ
LANケーブルを使用するタイプは、ONU(光回線終端装置)からLANケーブルを使って設置する方式です。
ONUとテレビの間に専用チューナーを取り付けることで、テレビ放送を視聴できるようになります。
このタイプは、屋内の配線工事を必要としないため、工事費用がかかりません。
ただし、専用チューナーが必要となるため、1契約につきテレビ1台での視聴に限られます。複数のテレビで視聴したい場合は、テレビの台数分、契約しなければなりません。
月額料金が1台あたり2,000円〜3,000円ほどかかるため、複数台契約すると高額になりやすいです。
このタイプは主に、多様な専門チャンネルやVODサービスを楽しみたい視聴者向けです。
代表的なサービスとしては、ひかりTVやauひかりテレビが挙げられます。
光回線を使った代表的なテレビサービスをご紹介
ここでは、代表的な5つのサービスについて、その特徴や視聴できる番組、チャンネル数などを詳しく見ていきましょう。
サービス名 | 視聴できる番組 | チャンネル数 |
ひかりTV | 地デジ、BS放送、CS放送、VOD | CS放送:90チャンネル以上 VOD:約19万本 |
フレッツテレビ | 地デジ、BS放送、CS放送、スカパー | 地デジ、BS放送:30チャンネル以上 スカパー、CS放送:140チャンネル以上 |
ケーブルテレビ | CS放送、地域番組 | 約150チャンネル |
auひかりテレビ | CS放送、VOD | 最大54チャンネル |
電力会社の光テレビ | 地デジ、BS放送、CS放送、VOD | 事業者によって異なる |
ひかりTV|専門チャンネルとVODを豊富に楽しめる
月額料金 | 1,100円〜2,750円 ※チューナー代が550円/台 |
初期費用 | 0円 |
対応エリア | 日本全国 |
チャンネル数 | 専門チャンネル:90チャンネル以上 VOD:約19万本 |
対応している光回線 | フレッツ光、光コラボ、NURO 光 |
キャンペーン特典 | ・ひかりTVはじめて割 ・初回初月無料 ・DAZN for docomoとセット割 ・Leminoプレミアムが無料 |
※税込表示
地デジやBS放送だけでなく、90チャンネル以上の専門チャンネルやVOD(ビデオオンデマンド)も視聴できます。
ほかにも、カラオケで約76,000曲、電子書籍で約116万冊、オンラインショッピングで約9万点の取り扱いがあります。
ONUとテレビの間に専用チューナーを設置するだけで使えるため、配線工事をする必要はありません。
また、専用アプリがあり、スマホやタブレットで最大5台まで視聴可能です。別室や外出先でも楽しめるようになっているため、以前よりも使いやすくなっています。
フレッツテレビ|低コストで地デジとBS放送を視聴可能
月額料金 | 825円 |
初期費用 | 光回線利用中:39,710円/テレビ4台まで 光回線と同時申し込み:54,340円/テレビ4台まで |
対応エリア | 東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、茨城県、栃木県、群馬県、長野県、新潟県、福島県、宮城県、山形県、岩手県、北海道、大阪府、和歌山県、京都府、奈良県、滋賀県、兵庫県、愛知県、静岡県、岐阜県、三重県、石川県、富山県、福井県、広島県、岡山県、愛媛県、香川県、徳島県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、沖縄県の一部の地域 |
チャンネル数 | 地デジ、BS放送、スカパー |
対応している光回線 | フレッツ光、光コラボ |
キャンペーン特典 | ・スカパー同時加入でテレビ工事費が0円(テレビ3台まで) |
※税込表示
主に、地デジとBS放送の視聴に対応しています。
大きな特徴は、既存のテレビアンテナ端子を利用できる点です。
そのため、新たな大規模な配線工事が不要となり、スムーズに導入できる場合が多くなります。
一度の契約で複数のテレビ視聴が可能なため、家族で別々の番組を楽しむことができます。
また、初期費用は工事内容やテレビの台数によって異なりますが、20,000〜40,000円程度です。高額な請求となりますが、加入先によってキャンペーン特典が適用されて、工事費用が実質無料となる場合があります。
さらに、NTTの光回線サービスと併せて利用することで、インターネットとテレビを一本化できる点も魅力です。
セット割引を適用できる場合もあり、総合的な通信費の節約につながる可能性があります。
対応エリアは、NTT東日本・西日本のフレッツ光提供エリアとなっています。
ただし、マンションやアパートなど、建物の設備状況によっては利用できない場合もあるため、事前に確認しましょう。
ケーブルテレビ|地域密着型の多彩なチャンネルが視聴可能
月額料金 | 地デジ、BS:1,000円~2,000円 地デジ、BS、CS:4,000円~5,000円 ※チューナー代が550円/台 |
初期費用 | 約3,300円 ※事業者によって異なる |
対応エリア | 各地域のケーブルテレビ事業者のエリア |
チャンネル数 | 約150チャンネル |
対応している光回線 | ケーブルテレビ事業者の光回線サービス |
キャンペーン特典 | 工事費実質無料 ※事業者によって異なる |
※税込表示
J:COMを筆頭に日本全国には400社以上のケーブルテレビ事業者が存在し、地域に密着したサービスを展開しています。
このサービスの主なメリットは、配信チャンネルが豊富な点です。地上デジやBS放送に加え、映画やスポーツ、アニメなどのCS放送、さらには地域に密着した専門チャンネルも視聴できます。
例えば、地域のイベント中継や地元のニュース、地域の伝統文化に関する番組など、その地域に特化したコンテンツを提供しています。
これらの番組は、他社の光回線サービスでは視聴できません。
また、地域密着型のサービスであるため、サポート面も手厚いです。
トラブル時には訪問サービスを無料で提供してくれる場合もあり、技術的な不安を感じる方も安心して利用できます。
多くのケーブルテレビ事業者は、固定電話やインターネットサービスも提供し、これらのサービスをセットで契約するとお得に利用可能です。
特に、CS放送チャンネルや地域番組を視聴したい場合は、ケーブルテレビがおすすめです。
auひかりテレビ|CS放送とVODが充実している
月額料金 | 1,628円~ ※チューナー代が550円/台 |
初期費用 | 880円 |
対応エリア | auひかりの提供エリア |
チャンネル数 | 最大54チャンネル |
対応している光回線 | auひかり |
キャンペーン特典 | 最大2ヶ月無料 |
※税込表示
このサービスの特徴は、専用のチューナーをレンタルし、CS放送やVODサービスを視聴できる点にあります。
注意したいのは、auひかりテレビでは地デジやBS放送は視聴できない点です。これらの放送を視聴したい場合は、別途アンテナを設置しなければなりません。
サービスの中心となるのは、46チャンネルを視聴できる「オールジャンルパック」です。このパックは月額2,728円(税込)で利用可能で、映画、ドラマ、アニメ、スポーツなど、多様なジャンルの番組を楽しめます。
新規向けに最大2ヶ月無料のキャンペーン特典が用意されているため、初期コストを抑えながら試すことが可能です。
電力系通信事業者の光テレビ|地域特化のサービスが利用可能
月額料金 | 660円~ ※事業者によって異なる |
初期費用 | 0円~3,300円 ※事業者によって異なる |
対応エリア | 各電力会社のサービス提供エリア |
チャンネル数 | 地デジ、BS放送 ※事業者によりCS放送も提供 |
対応している光回線 | コミュファ光、eo光、ピカラ光、メガエッグ、BBIQ |
キャンペーン特典 | 事業者による |
※税込表示
基本的に、地デジとBS放送の視聴が可能です。事業者によってはCS放送も提供しており、より多くのチャンネルを楽しめるようになります。
このサービスの特徴は、固定電話やネットとまとめると、お得に契約できる点です。
例えば、中部東海地方で使える「コミュファ光」であれば、光テレビが月額506円(税込)かかります。しかし、固定電話・ネット・テレビの3点セットで加入すると月額数百円アップするだけで申し込み可能です。
キャンペーン特典で初期費用や工事費用が実質無料になる場合があります。
また、地域に根ざした事業者であるため、地域特有のニーズに対応したサービスや、きめ細かいサポートが期待できます。トラブル時の対応も、地域密着型のサービスならではの迅速さが魅力です。
ただし、これらのサービスの提供エリアは限定的です。そのため、引越しなどで地域を越える移動をする場合は、サービスの継続利用ができなくなる恐れがあります。
テレビ視聴ができる光回線の選び方
光回線でテレビを視聴するサービスを選ぶ際は、以下の流れに沿って選ぶことが大切です。
この流れ通りに選ばないと、後から不便さを感じたり、予想外の高額な費用がかかったりする恐れがあります。
光回線の選び方
- エリアに応じた利用可能な光回線を調べる
- ネットの利用状況に合わせた光回線を確認する
- 視聴したいチャンネルを確認する
- 利用するテレビの台数を確認する
1.エリアに応じた利用可能な光回線を調べる
まず、自宅で利用可能な光回線サービスを確認しましょう。
例えば、関東であれば以下のサービスが利用可能です。
光回線を選ぶ
- 光コラボ
- auひかり
- NURO 光
- CATV事業者(J:COM NETなど)
ただし、住所や建物によって使えない場合もあるため、各事業者のWebサイトで確認しましょう。
事前に選択肢を確認することで、より自分のニーズに合った適切なサービスを選択できる可能性が高まります。
2.ネットの利用状況に合わせた光回線を確認する
ネット回線を利用する場合、固定電話やテレビとまとめて契約すると、個別に契約するよりも割引が適用されて、全体的に安くなります。
また、可能であれば独自回線を持つ事業者のサービスを選ぶのがおすすめです。
独自回線とは、NTTの光回線設備を利用せずに、主に自社で運営している回線のことです。NURO 光やauひかり、電力会社の光回線のことを指します。
その理由は、月額料金がNTT回線よりも安く、通信速度が安定している場合が多いからです。キャンペーン特典も充実しているため、お得に加入できます。
ただし、独自回線のサービスは提供エリアが限られているため、日本全国で利用できません。
3.視聴したいチャンネルを確認する
光回線でテレビを視聴するサービスを選ぶ際、視聴したいチャンネルを決めることも重要です。
視聴したいチャンネルによって、最適なサービスが異なります。
地デジと BS 放送のみで十分な場合は、フレッツテレビや電力会社の光テレビがおすすめです。一方、CS放送も含めて多くのチャンネルを楽しみたい場合は、ケーブルテレビが向いています。
特に、地域の番組を視聴したい場合は、ケーブルテレビが唯一の選択肢です。
また、CS放送やVODを重視する場合は、au ひかりテレビや光テレビなどのサービスが適しています。
4.利用するテレビの台数を確認する
テレビの台数が多い場合、フレッツテレビや電力会社の光テレビなどのサービスでは、工事費用が高くなります。
その理由は、各テレビまで配線を引く必要があるからです。
一方、テレビが1台のみの場合は、ひかりTVのようなLANケーブルを使用するサービスで十分な場合もあります。
テレビの台数を事前に確認し、適したサービスを選ぶことで、不要な費用を抑えつつ、快適なテレビ環境を整備できます。
光回線でテレビを視聴する5つのメリット
特に、安定性や利便性、コンテンツの多様性において優れており、現代の多様な視聴ニーズに応える方法です。
光回線でTVを観るメリット
- アンテナを設置する必要がない
- 天候に左右されにくい
- テレビアンテナを立てられない地域でもOK
- 固定電話やネットとまとめて契約できる
- 豊富なチャンネルを視聴できる
アンテナを設置する必要がない
光回線でテレビを視聴する最大のメリットは、アンテナ設置が不要なため、景観を損なう心配がない点です。
屋外アンテナを立てている以上は、建物の外観を損ねる場合があります。特に、デザイン性を重視した住宅や自然豊かな環境に建てられた家では、アンテナの存在が目立ち建物全体の調和を乱す場合があります。
代わりに、工事費用はかかりますが、キャンペーン特典で実質無料になるケースが多々あります。
天候に左右されにくい
光ファイバーを通じて信号を受信するため、天候の影響を受けにくいのが光回線テレビの大きな特徴です。
従来のアンテナ受信では、台風や大雨の際に映像が乱れたり、受信不能になったりするときがありました。
しかし、光回線を使用すれば、そのような心配はほとんどありません。
強風や豪雨時でも、安定した高品質の映像を楽しめます。
天候に関わらず安定した視聴品質が保たれるため、重要な番組や気になるシーンを逃す心配が少なくなります。
テレビアンテナを立てられない地域でもOK
光回線のテレビサービスには、場所や地域の制約を受けにくい特長があります。
特定の地域や建物でテレビアンテナの設置が制限されている場合に有効です。
例えば、景観地区に指定されている地域では、美観保持のためにテレビアンテナの設置が制限されている場合があります。
マンションやタワーマンションなどの集合住宅でも、建物の外観を損なわないようにアンテナの設置を禁止している場合があります。
また、都心部から離れた郊外や山間部などの地域では、テレビ電波の弱いケースが少なくありません。
しかし、光回線を使用すれば、そのような規制に悩まされることなくテレビを視聴できます。
固定電話やネットとまとめて契約できる
光回線のテレビサービスを利用すると、固定電話やネットとまとめて契約できます。
固定電話・ネット・テレビでまとめることで、何か通信サービスにトラブルがあっても、問い合わせ先が1社に済みます。
それぞれのサービスについて、同じ窓口でサポートを受けられるため、トラブル対応がスムーズになりやすいです。
相談する際に迷うことなく連絡できるため、ストレスが少なくなりますし、請求や管理も一本化され、簡素化できる点もメリットです。
豊富なチャンネルを視聴できる
光回線を使ったテレビサービスの最後のメリットは、豊富なチャンネルを視聴できることです。
パラボラアンテナを設置することなく、映画やスポーツ、アニメなど、幅広いジャンルの専門チャンネルを手軽に楽しめます。
また、多くの光回線テレビサービスは4K・8K放送にも対応。これらの高画質・高音質放送は、従来のHD放送と比べて鮮明で臨場感のある映像を提供します。
スポーツ中継や自然ドキュメンタリーなど、細部まで美しく表現される番組を存分に楽しむことが可能です。
さらに、VODサービスにも加入できます。
光回線でテレビを視聴する際の5つの注意点
光回線でTVを観る際の注意点
- エリアによっては利用できない
- 工事をする必要がある
- 月額料金がかかる
- 解約時に違約金や撤去費用がかかる
- サービスによって視聴できるチャンネルがやや異なる
エリアによっては利用できない可能性がある
光回線のテレビサービスは、全ての地域で利用できるわけではありません。
サービスの提供エリアは事業者によって異なり、都市部では選択肢が多い一方、地方や山間部では限定される場合があります。
注意すべきなのは、固定電話やネットが利用可能でも、テレビサービスだけ提供されていないケースも存在する点です。
同軸ケーブルを使用するタイプでは、テレビサービス限定のエリア制限がある場合があります。一方、LANケーブルを使用するタイプでは、一般的にネットが利用できるエリアであれば、テレビサービスも利用可能です。
契約を検討する際は、自分の住んでいる地域でどのサービスが利用可能か確認しましょう。
利用に工事が必要な場合がある
同軸ケーブルを使用する光回線のテレビサービスを利用するには、工事が必要です。
具体的には、光ファイバーケーブルの引き込み工事や、宅内の配線工事などが含まれます。
光回線をすでに導入している方であっても、宅内に配線工事をする必要があります。
また、賃貸住宅の場合、管理会社や大家さんに許可を取らなければなりません。
月額料金がかかる
光回線のテレビサービスを利用する際は、月額料金が発生する点に注意が必要です。
地デジやBS放送のみでは、月額500円~1,000円程度からスタートします。
しかし、CS放送やVODサービスを追加すると、月額4,000円~5,000円程度まで上がる場合が多くあります。
そのため、固定電話やネットとまとめると、月に10,000円以上かかるケースも少なくありません。
月額料金がかかる分、アンテナを使ってテレビを視聴するより長期的に割高になってしまう。
ただし、多くのサービスでは固定電話やネットとのセット割引が適用される場合もあります。
解約時に違約金や撤去費用がかかる
光回線のテレビサービスを解約する際は、別途、違約金や撤去費用が発生します。
2年〜3年程度の最低利用期間が設定されており、この期間内に解約すると違約金が発生します。
違約金の金額は、残りの契約期間や選択しているプランによって異なりますが、数万円になる場合が一般的です。
また、解約時には設置した機器の撤去が必要になります。
サービスによって視聴できるチャンネルが異なる
光回線のテレビサービスによって、視聴できるチャンネルが異なる場合があります。
例えば、地域に特化した番組を観たい場合は、ケーブルテレビを契約するのが最適です。
フレッツテレビや電力会社の光テレビでは、このような番組は視聴できません。
また、4K・8Kの高画質にこだわる場合は、対応している事業者を選ぶ必要があります。
【FAQ】光回線でテレビを観る際のよくある質問と回答
新築の場合はいつ申し込みすればいいですか?
新築の場合、住所が正式に決まったタイミングで申し込みましょう。
早めに申し込むことで、入居時からサービスを利用できる可能性が高まります。
ただし、建物の状況や地域によっては工事に時間がかかる場合もあるため、できるだけ早く事業者に相談することをおすすめします。
ケーブルテレビと光回線はどちらがいいですか?
地域の番組やCS放送を重視する場合は、ケーブルテレビがおすすめです。
一方、ネット回線の速度や安定性を重視する場合は光回線が最適です。
近では光回線でもCS放送を視聴できるサービスが増えているため、両方のニーズを満たせる可能性もあります。
引越し時にテレビサービスの移転はできますか?
移転先でも同じ事業者の提供エリア内であれば、移転は可能です。
ただし、引越し先の地域や建物の状況によっては、ネットは使えてもテレビが利用できない場合もあるため、事前に確認してください。
また、移転には費用がかかる場合があるため、事前に事業者に確認することが重要です。
光回線のテレビサービスでも録画はできますか?
現在使用しているテレビやレコーダーを使って録画が可能です。
LANケーブルを使用するタイプのサービスでは、専用のチューナーをレンタルすることになります。
このチューナーに録画機能が搭載されていれば、そのまま録画できます。
心配な方は、申し込み時に事業者に確認することをおすすめします。
まとめ:光回線でテレビもまとめる時代に
もはや光回線は今の時代に欠かせないものとなっており、ネット回線だけでなく、固定電話やテレビも一緒にまとめる時代です。
そのため、まずはお住いの地域で使える光回線サービスを調べることが重要です。視聴したいチャンネルによって、おすすめのサービスが異なります。
これらのサービスは、より多くのチャンネルや専門的なコンテンツを提供しています。
自分や家族のニーズに合わせて最適なサービスを選び、より便利なテレビライフを実現しましょう。
TVにおすすめの光回線
選び方のコツ
- 地デジやBS放送で十分であれば、フレッツテレビや電力会社の光テレビ
- CS放送も視聴したい場合は、ひかりテレビやケーブルテレビ
参考リンク