「auひかりを使いたいけど、申し込んでから開通までにどれくらいかかるの？」と気になる人も多いと思います。
できるだけ早くインターネットを使いたいという方にとって、開通までの日数は重要なポイントです。
この記事では、戸建て・マンションそれぞれのauひかり開通までの目安などを解説しています。
開通までの無料Wi-Fiレンタルが使えるプロバイダーもご紹介します。
この記事で分かること
- auひかりの開通までにかかる日数の目安（戸建て・マンション別）
- 開通が遅れる主な理由と具体的な事象
- 開通までの期間を少しでも短縮するための方法
- 開通を待たずにインターネットを使うための代替手段 など
ご意見やご感想、ご質問や体験談など、ぜひ気軽にコメント欄で教えてください。
auひかりの開通までの期間は戸建てで1～2ヶ月・マンションで2～3週間程度が目安
戸建てとマンションでは工事の手間や設備が異なるため、日数にも差が出ます。
| 住居タイプ | 開通までの期間 |
| 戸建て（ホーム）タイプ | 1～2ヶ月程度 |
| マンションタイプ | 2〜3週間程度 |
画像出典：auひかり（DTI）公式サイト
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戸建て（ホームタイプ）は電柱から光回線を引き込むため開通まで約1～2ヶ月かかる
戸建ての場合、auひかりの回線を電柱から家の中まで直接引き込む工事が必要です。
この工事には複数の工程があり、KDDIが行う現地調査や電柱使用の申請など、時間がかかる要素が多く含まれます。（現地調査はKDDIの協力会社が行います。）
申し込みから実際にインターネットが使えるようになるまで、1～2ヶ月程度かかるのが一般的です。
さらに、周辺地域の回線状況や工事担当者のスケジュールによって、日数が伸びる可能性もあります。
マンションタイプは設備が整っていれば2週間程度で開通可能
マンションやアパートなどの集合住宅の場合、建物内にauひかりの設備（MDF室などの共用部や屋内配線）がすでに整っているケースがあります。
このような場合、部屋の中への配線工事だけで済むため、申し込みから最短2週間程度で開通することも可能です。
ただし、建物によっては設備が未対応の場合もあり、その場合は追加の設備工事が必要になるため、開通までの時間が伸びます。
引っ越しシーズンなどの繁忙期は通常より開通までの待ち時間が長くなる
春先の3月〜4月や、秋の9月〜10月は、引っ越しが多くなるシーズンです。
この時期は、インターネットの申し込み件数も急増するため、回線工事の予約が取りにくくなります。
希望する日時に工事ができないこともあるため、通常よりも開通までに時間がかかることがあります。
特に戸建ての場合は工事の手配に時間がかかるため、繁忙期を避けるか、早めの行動が重要です。
現地調査や追加工事が必要な場合はさらに開通が遅れることもある
auひかりでは、建物の状況によっては事前に現地調査が必要になります。
特に戸建てや、古いマンションの場合、既存の配線や設備が使えないことがあります。
その場合、光ファイバーの引き込み経路の確認や、新たな配線工事が必要になり、開通までの時間がさらに延びてしまいます。
また、調査結果によっては、KDDIから提供不可と判断されるケースもあるため注意が必要です。
プロバイダーをBIGLOBEにすると工事完了まで無料Wi-Fiが使える
画像出典：auひかり公式サイト
auひかりでは複数のプロバイダーの中から選択できますが、その中でもBIGLOBEを選ぶと、開通までのつなぎ用インターネット回線が用意されているのが大きなメリットです。
工事が完了してauひかり本回線が使えるようになるまでの間、無料でWi-Fiレンタルサービス（モバイルWi-Fiルーターなど）を利用できます。
※レンタル可能期間や対象プラン、在庫状況などの条件は変更になる場合があるため、申込前に必ず公式サイトで最新情報を確認してください。
auひかりの申し込みから開通までの流れをわかりやすく解説
開通までの流れ
- 公式サイトから申し込み、受付メール・契約書類を確認する
- KDDIまたは工事会社から工事日調整の連絡が届く
- ONU・ホームゲートウェイなどの宅内機器が届く
- 開通工事を実施する（戸建ては屋外＋屋内工事）
- 機器を接続してインターネット利用を開始する
1.公式サイトから申し込み、受付メール・契約書類を確認する
まず最初に行うのは、auひかりの申し込みです。
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公式サイトからの申し込みが基本ですが、キャンペーンが充実していることも多いので、正規代理店サイトからの申し込みも検討してみましょう。
申し込みフォームでは、契約者情報、設置先の住所、希望するプランやオプションなどを入力します。
入力に不備があると後の連絡や手続きに影響するので、正確に記入しましょう。
申し込みが完了すると、すぐに受付確認メールが届きます。
このメールには申し込み内容の控えが記載されているので、大切に保管しておきましょう。
また、数日以内に契約内容確認書類が郵送で届きます。
2.KDDIまたは工事会社から工事日調整の連絡が届く
申し込み後、次に行われるのが開通工事の日程調整です。
KDDIまたは、KDDIから委託された工事会社から電話やSMSなどで連絡が来ます。
この連絡は、申し込みから数日〜1週間ほどで届くのが一般的です。
引っ越しシーズンなど繁忙期はやや遅れることもあります。
工事の日程は、自分の予定と照らし合わせて調整しましょう。
特に戸建ての場合、屋内と屋外の両方で作業が必要になるため、立ち会いが必須です。
マンションタイプの場合は、すでに設備が整っていれば立ち会い不要なことが多いですが、基本的には誰かが対応できるようにしておくと安心です。
3.ONU・ホームゲートウェイなどの宅内機器が届く
工事の日程が決まると、次は自宅にインターネット接続に必要な機器が届きます。
主にONU（光回線終端装置）やホームゲートウェイ（Wi-Fi機能付きルーター）などが含まれます。
工事日の数日前〜前日には届くことが多いため、不在にならないよう注意が必要です。
機器が届いたら、中身を確認し、不足しているものや破損しているものがないかチェックしておきましょう。
同封されている「接続ガイド」や「スタートアップガイド」などの資料にも目を通しておくと、後の設定作業がスムーズになります。
4.開通工事を実施する（戸建ては屋外＋屋内工事）
指定した日程で、いよいよ開通工事が行われます。
戸建てとマンションで工事内容が異なりますが、戸建ての場合は屋外工事と屋内工事の両方が必要です。
屋外工事では、電柱から建物までの光ケーブルを引き込む作業が行われます。
その後、屋内工事でONUなどの機器を設置し、疎通確認のテストを行います。
作業時間は、おおよそ1〜2時間程度です。
ただし、天候や設置環境によって前後することもあります。
工事当日は、契約者本人または立ち会いできる成人が在宅している必要があります。
5.機器を接続してインターネット利用を開始する
工事が完了すると、いよいよインターネットの利用が可能になります。
ONUやホームゲートウェイなど、届いている機器を正しく接続していきましょう。
Wi-Fiを利用する場合は、ホームゲートウェイに印字されているSSIDとパスワードをスマホやパソコンに入力すれば、接続が可能です。
うまく接続できない場合は、同封のマニュアルやKDDIのサポートページ、またはカスタマーセンターに連絡すると、丁寧に案内してもらえます。
ホームゲートウェイのWi-Fi機能を使用する場合は、有料で月額660円となります。
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auひかり総合窓口
- 0077-777（通話料無料）
- 上記が利用できない場合:0120-22-0077
- 9:00～18:00（年中無休）
auひかりの開通が遅くなる主な理由は？
あらかじめ原因を知っておけば、トラブルの回避や早期対処につながります。
開通が遅くなる理由
- KDDI独自の光回線で派遣工事が必須（NTT回線ではないため開通まで時間がかかる）
- 繁忙期には工事予約が取りづらく開通待ちが長期化しやすい
- 工事日程の調整が難航すると希望日程に工事できず開通が遅れる場合がある
- 建物の設備状況によっては屋内配線など追加工事が発生し開通が遅延する
- 賃貸物件では管理会社やオーナーの許可に時間がかかる場合がある
KDDI独自の光回線で派遣工事が必須（NTT回線ではないため開通まで時間がかかる）
auひかりはKDDIが独自に提供している光回線サービスのため、NTT回線とは異なり独自の工事が必要です。
この独自工事のため、作業員による訪問作業が必須となり、工事日程の調整に時間がかかる傾向があります。
また、エリアや工事業者の状況により、対応に差が出ることもあります。
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繁忙期には工事予約が取りづらく開通待ちが長期化しやすい
引越しシーズンなどの繁忙期には、インターネットの新規申し込みが集中します。
特にauひかりは人気回線のため、工事予約がすぐに埋まってしまうことも珍しくありません。
申し込みタイミングによっては、最短での工事予約が取れず、1ヶ月以上待たされるケースもあります。
このような時期は、早めに行動することで少しでも早く開通させることが可能になります。
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工事日程の調整が難航すると希望日程に工事できず開通が遅れる場合がある
工事日程の調整には、KDDI側とエリアの工事業者のスケジュールが合う必要があります。
希望日程に必ず工事できるとは限らず、特に週末や祝日はすぐに枠が埋まってしまいます。
工事の日程調整がスムーズに進まないと、最短の日程で工事が行えず、開通が遅れる要因となります。
建物の設備状況によっては屋内配線など追加工事が発生し開通が遅延する
建物の築年数や構造によっては、auひかりの光回線を導入するために追加の設備工事が必要になることがあります。
たとえば、古い建物で配管が狭かったり、既存の配線が使えない場合は、新たに配線工事をする必要があります。
この追加工事は、現地調査後に判明することが多く、その分だけ開通までのスケジュールが後ろ倒しになります。
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賃貸物件では管理会社やオーナーの許可に時間がかかる場合がある
賃貸住宅に住んでいる場合、光回線工事を行うには、建物の管理会社または大家さんの許可が必要です。
この許可を得るまでに時間がかかると、工事日程の調整自体が進まず、開通が大きく遅れてしまいます。
特に管理会社とのやり取りが郵送や書面中心になる場合は、1週間以上かかることもあります。
auひかりは開通を待つ価値あり！独自回線の高速通信とお得な特典でメリット大
開通までにやや時間がかかるauひかりですが、そのぶん「開通後の満足度が非常に高い」というのも特徴です。
開通を待つメリット
- NTTのフレッツ系とは異なる独自回線で回線の混雑が起きにくく速度が安定
- 10Gプランなどの高速サービスも利用可能で将来を見据えたネット環境を構築できる
- 高額キャッシュバックや工事費実質無料など公式キャンペーンが充実している
- auスマホの月額料金が割引になるなど通信費全体でもお得になる
- 開通さえしてしまえば長く安定して使えるため、多少待っても導入する価値は高い
NTTのフレッツ系とは異なる独自回線で回線の混雑が起きにくく速度が安定
auひかりはNTT系のフレッツ光とは別の、KDDI独自の光回線を使用しています。
このため、ユーザー数が比較的少なく、回線の混雑が起きにくいため通信速度が安定しているのが大きなメリットです。
特に夜間や週末など、多くの人がネットを利用する時間帯でも、快適に使えるケースが多くあります。
ストレスなく動画視聴やオンラインゲームができるのは、大きな魅力です。
10Gプランなどの高速サービスも利用可能で将来を見据えたネット環境を構築できる
auひかりでは、通常の1Gbpsプランに加えて、最大10Gbpsという超高速プランも一部エリアで提供されています。
将来的にIoT機器の増加や、オンラインサービスの進化によって、より高速な通信環境が必要になる中、auひかりなら長期的に快適なネット利用が可能です。
今だけでなく、数年後まで見据えたネット環境を求めている方にはぴったりの選択肢です。
高額キャッシュバックや工事費実質無料など公式キャンペーンが充実している
auひかりは、申込時に受けられるキャンペーンが豊富です。
公式からの高額キャッシュバックや、工事費が実質無料になるキャンペーンを実施しているため、初期コストを大幅に抑えることができます。
他社からの乗り換え費用を還元してくれる特典もあり、費用面での心配が少ないのも魅力です。
au・UQスマホの月額料金が割引になるなど通信費全体でもお得になる
au・UQスマホの利用者は、スマホ料金が毎月最大1,100円割引になる特典がつきます。
家族でau・UQスマホを使っている場合、合計で月に数千円も通信費を節約できることもあります。
ネットとスマホをセットで使うことで、通信費全体がお得になるのは大きなメリットです。
| スマホのキャリア | 割引内容 |
 | auスマートバリュー auスマホと自宅の光回線セットで最大1,100円/月 の割引 （離れて暮らす家族分もOK、最大10台まで対応） |
 | 自宅セット割 UQモバイル指定プラン＋対象光回線（KDDI系）のセットで最大1,100円/月 割引 |
開通さえしてしまえば長く安定して使えるため、多少待っても導入する価値は高い
確かに開通までには時間がかかりますが、一度開通してしまえば、auひかりは非常に安定したネット回線として長く使えるサービスです。
速度の安定性、料金の割安感、キャンペーンの豊富さなど、トータルで見たときに非常にコスパが高いといえます。
「多少待ってでも後悔しないネット回線を使いたい」という方には、ぴったりの選択肢です。
（まとめ）待ってでも選ぶ価値あり！auひかりは開通後の満足度が高い光回線
auひかりは、開通までにやや時間がかかる傾向はあるものの、「待ってでも使いたい」と思えるだけの価値がある光回線です。
戸建てでもマンションでも、申し込みのタイミングや対処法を工夫すれば、開通までの期間を短縮することは十分可能です。
開通を待っている間は、開通までの無料Wi-Fiレンタルなどの代替手段を使って乗り切りましょう。
まとめ
- 戸建ては開通まで1～2ヶ月、マンションは2〜3週間が目安
- 工事混雑・繁忙期・設備状況などが開通遅れの主な原因
- 開通を早めるには「早めの申し込み・書類準備・工事許可の取得・自発的な連絡」が有効
- 開通まで時間がかかっても「使い始めたあとの満足度が高い」ため、待つ価値がある
