光コンセントからケーブルを抜いてしまったとき、どう対処すればいいのでしょうか?
この記事では、光ケーブルの取り扱いや保護方法、破損した場合の交換方法と費用について詳しく解説しています。
光コンセントからケーブルを抜いてしまったのですが大丈夫ですか?
しかし、ケーブルやコンセントに損傷がある場合は交換が必要なになることがあります。
光コンセントから光ケーブルを抜くことは問題ない
光回線のコンセントからケーブルを抜く際は、まずケーブルをゆっくりと引き抜くことが重要です。
力任せに引き抜くと、ケーブルやコンセントが損傷する可能性があります。
光ケーブルを抜くときは、ケーブルを引っ張ったり、無理に抜いたりしないように注意しましょう。
また、ケーブルを抜いた後は、ケーブルの端子を直接触らないようにし、ケーブルの端子が汚れたり傷ついたりしないように保管してください。
上記写真の黄色ケーブル部分ではなく、先端の青色部分を持ち 抜き差しするようにして下さい。
一方、光コンセントやONUなどの受け側にはこの形と同じくぼみがありますので、必ず合わせるようにしてカチっと音がするまで差し込んで下さい。
ONUの電源入り状態で光ケーブルを抜いても大丈夫ですか?
ONUは、光ファイバーからの信号を電気信号に変換する装置で、これがなければ光ファイバーインターネットを利用することはできません。
ONUの電源が入った状態で光ケーブルを抜くことは基本的に問題ありません。
光ケーブルに電気信号は流れていませんので、電気的なショックや危険はありません。
これは、光ケーブルが電気を伝えるのではなく、光を伝えるためです。
しかし、注意点としては、ONUは精密機器なので、適切な取り扱いが必要です。
また、光ケーブルを抜いた後、再度接続する際には、ONUやルーターの電源を一度切ってから再起動することをお勧めします。
これは、ONUが新しい接続を正しく認識し、設定を更新できるようにするためです。
これらのネットワーク機器は、常時電源ONで使用する事が一般的なため、思わぬ誤操作で電源をオフにしてしまわないために工夫されています。
電源ボタンが無い場合は、コンセントの抜き差しで、オフ・オンを行います。
光回線を抜いた後に気をつける事
光ファイバーの端面が汚れてしまった場合は清掃が必要になる場合もある
光ケーブルを外した場合は、端子部分はキャップで保護するなど、汚れや傷から保護することも必要です。
光ファイバーの端面が汚れてしまった場合は、通信品質に影響を及ぼす可能性があり、端面を専用のクリーナーで清掃する必要などが出てきます。
実際にプロの現場でも、受光レベルが悪くなった場合、端面の汚れを疑い、クレトップなどのクリーナーで端面清掃をするという事があります。
光ケーブルをなるべく折り曲げないように注意する
光ファイバーは石英ガラスやプラスチックでできた光を通すケーブルで、光の反射や屈折を利用してデータを転送します。
そのため、光ケーブルは曲げすぎると内部の光ファイバーが折れてしまう可能性があるため、大きく曲げずに保管することが重要です。
使用中も同様ですが、抜いてしまった後も
光ケーブルを交換する場合の費用はいくらですか?
もし光ケーブルが破損してしまった場合には、Amazonや楽天などのECサイトや、家電量販店で購入することができます。
光ケーブルの価格は、一般家庭で使用するようなタイプは1,000〜2,000円程度です。
この価格帯であれば、特殊な技術も必要ないので、自分で購入し交換することも可能です。
(まとめ)光回線を抜いた場合に気をつけること
まとめ
- 光コンセントから光ケーブルを抜いても問題ない
- ONUの電源が入った状態で光ケーブルを抜いても問題ない
- 光ケーブルを抜いた後は、端子部分を保護し、汚れや傷から守ることが重要
- 光ケーブルは大きく曲げると内部の光ファイバーが折れる可能性がある
- 光ケーブルが破損した場合の交換費用は、一般的に1,000〜2,000円程度