光回線を追加で契約したい場合、そもそも2回線目の契約はできるのか疑問に思われてる方は多いです。
この記事では、光回線の2回線契約可否等について解説しています。
【結論】光回線は2回線契約できます
光回線は、2回線契約できます。
2回線契約すると、料金の支払いを別にしたり、離れて暮らす家族の支払いをまとめられたりするメリットがあります。
しかし、反対にデメリットもあるので注意が必要です。
2回線契約するので、月額料金や工事費、モデムの数など全てが2倍必要になります。
また、工事ができない建物もあるので、事前に確認するようにしましょう。
光回線を2回線契約するのはどんな場合?
光回線を2回線契約することはできますが、一体どんな場合に2回線契約するべきなのでしょうか。
光回線を2回線契約する主な場合は、以下のケースがあると思います。
- 2世帯住宅で光回線を契約する場合
- 別々に暮らす家族のために同一名義で2回線契約する場合
- 法人が複数店舗の回線を同一名義で契約する場合
2世帯住宅で光回線を契約する場合
2世帯住宅で光回線を契約する場合は、光回線を2回線契約することが多いです。
同じ建物に住んでいても、親世代と子世代で生活を分けたいと考える方も多くいます。
そんな方は、光回線を2回線契約し、支払いを別々にするのがおすすめです。
また、どの部屋でも快適な通信を楽しみたい方にもおすすめできます。
2世帯住宅ともなると家が広いため、光回線を1回線契約して中継機で家のどこにいても通信できる環境を整えることもできます。
しかし、中継機から遠い部屋では、通信速度が遅くなるなどの問題が発生しやすいです。
どの部屋でも快適な通信を楽しみたい方は、光回線を2回線契約しておけば2世帯住宅のどちらの部屋でも快適な通信ができます。
別々に暮らす家族のために同一名義で2回線契約する場合
別々に暮らす家族のために、同一名義で2回線契約する場合もあります。
例えば、大学進学を機に親元を離れて子どもが1人暮らしをするような場面で、子どもの家で利用する光回線の利用料金を、実家の光回線の利用料金と合算して親が支払うイメージです。
光回線を2回線契約する際は、2世帯住宅のように同じ家でないと契約できない決まりはありません。
実家と子どもの光回線を同じ回線でまとめると、月額料金の割引を受けられる光回線もあるので、少しでもお得に利用したい方はそのような光回線を契約しましょう。
法人が複数店舗の回線を同一名義で契約する場合
法人が複数店舗の光回線を同一名義で契約したり、業務用とその他で光回線を分けたりする場合は、光回線を2回線契約するのがおすすめです。
複数店舗の光回線をまとめて契約することで管理が楽になったり、業務用とその他の回線を分けることで経費の計算が楽になったりします。
個人だけでなく、法人の方も光回線を2回線以上契約するメリットがあります。
光回線を2回線契約するメリット
メリット
- 支払いを完全に分けられる
- 通信速度が安定する
- 片方の光回線にトラブルが起きても安心できる
光回線を2回線契約すると、光キア戦の利用料金を完全に分けられるので、2世帯住宅で暮らしている方などにとってはメリットが大きいのではないでしょうか。
また、回線が別なので、どれだけヘビーに使っても迷惑をかけることがありません。
2世帯住宅のみんなで回線を利用する場合、お互いを尊重し合って利用をセーブしなくてはならない場面もあるのではないでしょうか。
万が一、片方の光回線にトラブルが起きて、インターネットが利用できなくなった際なども、別々に契約していれば安心です。
上記のようなメリットが自分にとって大きいと感じる方は、2回線契約してみてください。
光回線を2回線契約するデメリット
デメリット
- 月額料金が2倍になる
- 工事費が2倍になる
- 解約金が2倍になる
上記の通り、光回線を2回線契約すると、全ての費用が2倍になるので注意してください。
月額料金はもちろん、工事費や解約金も2倍かかります。
ただ、工事費や解約金を設定していない光回線を選べば、2回線契約する場合でもお得に契約できるのでおすすめです。
光回線を2回線契約する際は、メリットとデメリットを両方把握し、本当に契約するべきか検討してみてください。
光回線を2回線契約する際の注意点
光回線を2回線契約するメリットやデメリットを解説しましたが、実際に契約する際には次のことに注意する必要があります。
ここに注意
- そもそも工事ができるか確認する
- 同一名義で契約する必要がある
そもそも工事ができるか確認する
光回線を2回線契約する際は、そもそも工事できるのか事前に確認するようにしましょう。
2回線契約するつもりでいたのにもかかわらず、いざ申し込んだ際に工事できないと言われてしまっては、予定が狂ってしまいますよね。
基本的に、戸建ての場合は許可を取る必要などないので工事可能です。
一方で、集合住宅に住んでいる方が2回線契約する場合は、大家さんや管理会社から許可を得ないと工事できません。
また、光回線によっては利用できない地域もあるので、ホームページから自分の住んでいる地域で利用できるのか確認するのもおすすめです。
上記の理由から、集合住宅の方は工事できるのか事前に確認しましょう。
同一名義で契約する必要がある
当然のことではありますが、光回線を2回線契約する際は、同一名義で契約する必要があります。
支払いは分けられますが、2回線契約するのであれば、契約の当事者は同じでなくてはいけませんよね。
例えば、2世帯住宅で2回線契約する際に、片方の回線は親世帯でもう片方の回線は子世代で契約できません。
大学への進学で親元を離れた子の光回線の利用料金を、まとめて支払う際も同じです。
同一名義で契約しないと、2回線という扱いにならず、複数回線契約した際に受けられる割引が受けられない場合も多いので注意してください。
2回線以上契約すると安くなる光回線
2回線以上契約しようと考えている方は、少しでもお得に契約したいものです。
ここで紹介する光回線を契約すれば、なんとなく光回線を選ぶよりもかなりお得に利用できるので、光回線選びの参考にしてください。
ドコモ光
ドコモ光の代表的なプランの料金は次の通りです。
マンション (1ギガ タイプA) | 4,400円 (契約期間なし:5,500円) |
戸建て | 5,720円 (契約期間なし:7,370円) |
※全て税込価格です
ドコモ光は、同一シェアグループでドコモ光を複数契約すると「複数割」が適用され、2回線目以降のドコモ光の月額料金が毎月330円割引されます。
複数割は「シェアパック」というプランに加入していないと適用されないのですが、現在はシェアパックの新規受付を停止しているので、複数割は適用できません。
しかし、ドコモのスマホを使っている方がドコモ光を契約すると、「ドコモ光セット割」が適用され、永年最大1,100円の割引が受けられるのでかなりお得です。
もちろん、離れてくらす家族も対象なので、ドコモユーザーの方は是非契約を検討してみてください。
参考ドコモ光の口コミ・評判と契約前に知っておきたい特徴を徹底解説!
フレッツ光
フレッツ光は、NTT東日本とNTT西日本に分かれており、それぞれで複数回線を契約した方向けに割引を実施しています。
それぞれの割引額は次の通りです。
NTT東日本 | ・戸建て+マンション:毎月最大300円割引 ・マンション+マンション:毎月最大100円割引 |
NTT西日本 | 3回線まで1回線あたり毎月300円の割引 |
NTT東日本は、2回線契約するうちの1回線がマンションでないと割引が適用されないので注意してください。
NTT西日本の場合は、契約する建物にかかわらず3回線まで毎月300円割引されます。
割引を適用できそうな方は、是非契約を検討してみてください。
まとめ
今回は、光回線を2回線契約したい方へ向けて、光回線を2回線契約するメリットやデメリット、契約時の注意点などをお伝えしてきました。
光回線を2回線契約することはできますが、メリット・デメリット、注意点などを把握し、最適なのか判断する必要があります。
複数回線契約すると割引が適用されるような光回線を契約すると、お得に利用できるので、記事内で紹介したような割引のある光回線を契約してみてください。