「引っ越しを機に、光回線を変えようか悩む」「光回線は引っ越しの時に乗り換えた方がいいの?」
引っ越しをする際には、インターネット環境を見直そうと考える人も多いと思います。
結論から言えば、ほとんどの場合、引っ越しの際には光回線を乗り換えた方がお得です。
この記事で分かること
- 引っ越し時に光回線を乗り換えた方が良い人
- 引っ越し先でも引き続き同じ光回線を使った方がいい人
- 光回線を引っ越しのタイミングで乗り換える方法
- 引っ越し時に乗り換え先として検討したい光回線 など
引っ越し時に光回線を乗り換えた方が良い人
それぞれ詳しく解説します。
乗り換えがおすすめの人
- 更新月と引っ越しが重なる人
- 同じ光回線を長く使うなど、プランが古いままの人
- 戸建てに引っ越すなど工事費が高くなりそうな人
- スマホなどとのセット割を活用していない人
更新月と引っ越しが重なる人
現在使っている光回線が更新月の場合、引っ越しのタイミングで乗り換えてしまうのが良いでしょう。
更新月の場合には違約金も発生せずに解約できるため、金銭的な負担が少ないのもポイントです。
光回線によっては、引っ越し先での開通工事費の一部を負担してくれたり、キャッシュバックやプランの割引をしてくれることもあります。
そのため、同じ光回線を使っているよりもお得になることが多いです。
光回線を古いプランのまま長く使っている人
光回線を長く使っている人は、引っ越し先で乗り換えをするのがおすすめです。
光回線のプランは少しずつ新しくなっているため、場合によっては乗り換えた方がお得にになることがあります。
キャンペーンをうまく活用すれば、月額の実質料金はぐっとお得になる可能性が高いでしょう。
戸建てに引っ越す場合など、工事費が高くなりそうな人
一般的には、光回線の工事費はマンションよりも戸建ての方が高額です。
新築の戸建てに引っ越す場合には、光回線を乗り換えてしまうのがおすすめ。
新規契約キャンペーンをうまく活用すると、実質の工事費を抑えることができます。
工事費の節約のためにも、乗り換えると良いでしょう。
スマホなどとのセット割を活用していない人
最近は、「光コラボ」が広がってきたことで、光回線とスマートフォンや電気サービスなどのセット割が提供されています。
引っ越し先で電力会社やガス会社を変える場合には、光回線を乗り換えてしまうのがおすすめです。
月額料金が割引になるため、節約にもつながります。
スマートフォンについても同様です。
スマートフォンは、auやドコモ・ソフトバンク・楽天モバイルなどの会社が、光回線とのコラボ割引を実施しています。
高くなりがちな通信費を抑えるためにも、光回線を乗り換えると良いでしょう。
引っ越し時に光回線を乗り換えない方が良い人
それぞれ解説していきます。
乗り換えなくてもいい人
- スマホなどとのセット割を活用している人
- 今の光回線にこだわりがある人
スマホとのセット割が適用されている人
光コラボ等を契約している場合、スマートフォンなどとのセット割が適用している場合もあるでしょう。
その場合には、引っ越し時に光回線を乗り換える必要がないことが多いです。
全体の通信費をみて、乗り換えるべきかどうか検討しましょう。
どうしても今の光回線が良い人
現在の光回線にこだわりがある場合も、乗り換えの必要はないといえるでしょう。
エリアの関係や速度の関係で、今の回線が良い場合には、乗り換えのメリットはあまりないといえます。
光回線を引っ越しのタイミングで乗り換える方法
手順としては、以下の通りです。
光回線の乗り換え手順
- 乗り換え先の光回線の契約・工事日の決定
- 現在利用している光回線の解約
- 現在利用している光回線の撤去工事
- 乗り換え先の光回線の開通工事
乗り換え先の光回線の新規契約・工事日程の確定
まずは、乗り換え先の光回線の契約をしましょう。
乗り換える場合でも、引っ越し先で新規に回線を利用するので「新規契約」です。
申し込みはWebが簡単でおすすめです。
Webで契約した場合、工事日の調整の電話は後からかかってくるので、電話が来るまでに工事日の候補を決めておくと良いでしょう。
新規契約の手続きと同時に、工事日についても確認しておきましょう。
工事日は、申し込みから1ヵ月程度をみておくと安心です。
そのため、引っ越し日が固まり次第、すぐに光回線の契約をすると良いでしょう。
現在利用している光回線の解約
現在の家で使用している光回線についても、解約をする必要があります。
解約の際は、違約金がかからないタイミングを狙うのがポイントです。
解約の手続きを進める前に、契約書や会員ページで契約期間を確認しましょう。
また、解約時の日割り計算の有無も確認しておくと、最適な解約日が見えてくるはずです。
現在の光回線の撤去工事
光回線の撤去工事は、自分で行う場合が多いです。
NTTなどから送られてきたキットや説明書を読み、撤去を行いましょう。
端末の返却も期日までに行うようにします。
引っ越し先の光回線の開通工事
引っ越し先の工事は、立ち合いが必要な場合がほとんどです。
戸建ての場合には壁に穴を開ける可能性もあります。
マンションの場合には、共用部分での作業が必要になることもあるでしょう。
このような理由から、立ち合いが必要になる可能性が高くなります。
引っ越し時に乗り換え先候補に入れたい光回線
おすすめな理由も詳しく解説していきます。
乗り換えにおすすめの光回線
- ドコモ光・GMOとくとくBB
- NURO光
- ソフトバンク光
ドコモ光×GMOとくとくBB
ドコモ光は、ドコモユーザーに特におすすめです。
ドコモのスマホとセットで月額料金の割引があるため、トータルの通信費を抑えることができます。
また、GMOとくとくBBをプロバイダにすると、工事費が無料になります。
工事費が無料になる会社は少ないため、初期費用を抑えたい方におすすめです。
商品名に「ドコモ」という名前が付いていますが、もちろんドコモユーザー以外でも契約できるので安心してください。
参考ドコモ光の口コミ・評判と契約前に知っておきたい特徴を徹底解説!
NURO光
NURO光は高速かつ、月額料金が安い光回線です。
月々の通信コストを抑えたい方におすすめの光回線です。
また、NURO光では電気も提供しており、電気・ガスを提供しているため、セットで利用するとお得になります。
特にNUROでんきとNURO光をセットで利用すると、月額基本料が割引になります。
参考NURO光は選んでいいの?基本情報から口コミ・評判までを徹底解説!
ソフトバンク光
ソフトバンク光は、工事費のキャッシュバックや乗り換えにかかった違約金の負担を実施しています。
そのため、初期費用を抑えることが可能です。
その他にも、定期的にキャッシュバックキャンペーンを実施しているため、タイミングがあえばさらにお得に利用できます。
ソフトバンクのスマホを利用している場合には、スマホ料金もお得になるので、契約を検討してみると良いでしょう。
参考ソフトバンク光のメリット・デメリットを徹底解説!口コミ・評判もあわせて紹介
引っ越しが多い人は工事不要なモバイル回線もおすすめ
「引っ越しで工事があるのは面倒」「転勤が多いからネット環境を変えるのが大変」という方は、モバイル回線を利用するのもおすすめです。
例えば、モバイルWi-Fiで有名なWiMAXは、電波で通信をするため回線工事がありません。
モバイルインターネットのメリット
- ルーターが届いたら即日ネット利用可能
- 自宅でも外出先でも電波さえ届けば使える
- 工事不要なので引っ越しの手続きは住所変更のみ
- 5Gに対応していれば、一部の光回線よりも高速なケースもあり
WiMAXならルーターが届いたらすぐ使える
WiMAXでは、ネットから申し込みすれば、ご自宅にルーターが届きます。
中には端末即日発送の会社もあるため、翌日には自宅に届くこともあるでしょう。
ルーターが手元に届いたら、SIMカードを本体に挿して電源を入れればすぐに使えます。
自宅でも外出先でも使える
WiMAXのようなモバイル回線は、電波が届く範囲であれば自宅でも外出先でも使えます。
スマホの容量節約にもなるでしょう。
中にはデータ容量無制限で使える物や、高速5G通信に対応している物もあります。
光回線のように工事がないから引っ越しでも楽
WiMAXのようなモバイル回線は、引っ越し時に工事がありません。
光回線の工事のように、立ち会いのために予定を空ける必要がありません。
住所変更の手続きだけすればいいので安心です。
住所変更もインターネット上でできる場合がほとんどのため、いつでも手続きができるのはメリットが大きいです。
まとめ
最後に要点をまとめます。
まとめ
- ほとんどの場合、光回線は引っ越し時に乗り換えるのがおすすめ
- 引っ越し日が決まり次第、早めに申し込みをするのが良い
- 工事費負担をしてくれる会社を利用すると、初期費用が抑えられる
- 工事が面倒な場合には、WiMAXなどのモバイル回線も視野に入れると良い