「ネット回線を安く済ませる方法はないかな?」
「通信費を見直したい!」
これからネットを契約するタイミングで、ネット回線の費用を安く済ませる方法を調べている人も多いのではないでしょうか?
「光回線にするか」「モバイルWi-Fiにするか」、どれが一番安くて快適かは、その人のライフスタイルで変わります。
自分に一番合ったものを選べば、「年間で数万円 安くなる」といった大幅な節約も十分に可能です。
契約のタイミングや、見直しを考えたタイミングで、自分に一番合ったネット回線を選んでいきましょう!
自宅のネットを節約する方法4選
- シンプルに料金の安い光回線に乗り換える
- 光回線とキャリアのセット割引を使う
- WiMAXでまるっと済ませる
- スマホのテザリングを活用する
光回線おすすめランキング!現役通信技術者が各社徹底比較&選び方を解説【2024年12月】
インターネットを快適に利用するために欠かせない光回線ですが、 「どのサービスが本当に自分に合っているのか」「コスパや速度はどうなのか」と迷ってしまう方も少なくありません。 選び方を間違えると、高額な料 ...
続きを見る
① シンプルに「料金の安い光回線」に乗り換える
まず定番の節約は、料金の安い光回線への乗り換えです。
料金の安い光回線として代表的なところでは以下が2つが挙げられます。
月額料金 | ||
マンションタイプ | 戸建てタイプ | |
enひかり | 3,520円 | 4,620円 |
おてがる光 | 3,608円 | 4,708円 |
月額料金が安い光回線として人気なのが「enひかり」があります。
この2回線は、契約期間の縛りなしでこの価格です。
また、帯域を制限する事で料金を抑えたタイプの光回線も登場しています。
速度は遅くて良いのでとにかく安くしたい!という方は、低速プラン(ライトプラン)の光回線も検討してみてください。
安く使うなら低価格版・低速プランの光回線がおすすめ!廉価版光回線を徹底比較
光回線の通信速度は、新しい商品が登場する度に速くなる一方ですが、通信速度に比例して利用料金も高くなります。 一方で「通信速度やサービスにはこだわらないので、料金は安い方が良い」というニーズがある事も事 ...
続きを見る
フレッツ光から光コラボ回線への切り替えは手軽で効果大
ちなみにフレッツ光ユーザーなら、光コラボへの乗り換えなら、すでに導入済みの回線を転用でき、工事費は不要です。
光コラボは、NTT東日本・西日本のフレッツ光の回線網を借り受けて自社ブランドとして提供するサービスです。
ソフトバンク光も、ドコモ光も光コラボです。
フレッツ光から光コラボに乗り換えれば、基本的に毎月の利用料金は安くなります。
光コラボならプロバイダ料金もコミコミになるので、その分も節約が可能です。
参考光回線を工事不要で乗り換えられる条件は?具体的な方法も解説
高額キャッシュバックのある光回線も節約になる
また光回線の乗り換えでは、キャンペーンに注目する方もあります。
高額キャッシュバックのある光回線に乗り換えれば、月額料金が最安級でなくても、トータルの費用としては節約になります。
キャッシュバックに注目するなら、おすすめはNURO光です。
NURO光では、随時キャッシュバックなどのキャンペーンを実施しています。
通信速度は超トップクラスなので、節約を考えて光回線を選ぶ場合も、通信品質を落とさずに乗り換えできます。
② 光回線とスマホのセット割引を使う
ドコモ、au、ソフトバンクでスマホを契約中なら、真っ先に考えたいのが、光回線とのセット割の利用です。
とくに家族で同じキャリアを使っているなら、かなり大幅な割引が受けられます。正直、使わない手はありません。
各キャリアの光回線とのセット割をまとめると以下の通り。
スマホセット割
- ドコモ:ドコモ光セット割
- au:auスマートバリュー
- ソフトバンク:おうち割光セット
たとえば、ドコモで家族4人でスマホ向けプラン「ギガホ」を契約すると、毎月4,400円の割引が受けられます。
光回線とのセット割で、光回線の月額料金の元がほとんど撮れてしまう計算です。
ドコモ光「マンションタイプ(1ギガ タイプA)」の月額料金が4,400円(税込)なので、契約プランによってはきっかり元がとれます。
③ WiMAXでまるっと済ませる
自宅と外出先の通信を、まるっとWiMAXで済ませてしまう方法もあります。
わりとライトにネットを使いたい人におすすめの方法です。
「WiMAX」はモバイルWi-Fiで一番有名なサービスです。
WiMAXなら通信容量は使い放題で、高速大容量の通信が可能な5Gに対応しているため、一部の低速な光回線よりもストレスなく使える場合があります。
とりあえずWiMAXを選んでおけば、失敗がありません。
これでまず光回線の料金分が節約できます。
加えて、スマホのデータ容量を少なく契約して、総合的な通信費を抑えられるのがポイント。
外出の際もWiMAXを持ち歩いて、スマホで通信するために使えば、スマホの契約は一番安いプランで済みます。
つまり、スマホの通信費も節約が可能です。
光回線を利用 | WiMAXを上手く使う |
光回線 毎月約5,000円 | WiMAX 毎月約4,000円 |
スマホの通信費 (大容量) 毎月約8,000円 | スマホの通信費 (低容量) 毎月約2,000円 |
通信費は合計で 毎月約13,000円 | 通信費は合計で 毎月約6,000円 |
自宅のネット回線こそ約1,000円の節約に留まりますが、スマホも含めた通信費全体でみると、大きな節約が見込めます。
人によっては上記のケースのように、通信費全体で毎月約7,000円ほどの節約も見えてきます。
モバイル回線のデメリットは安定性の面で光回線に劣る事
WiMAXのメリットを列挙しましたが、もちろん光回線に劣る点もあります。
光回線の代わりにWiMAXを選ぶと不便になる可能性がある点としては以下の2点。
モバイルWi-Fiの弱点
- 通信の安定性が光回線よりは劣る
- 一定期間内に大量のデータ通信をした場合、速度制限がかかる可能性有り
まず通信速度ですが、光回線には劣ります。
WiMAXも十分速いですが、「オンラインゲームを快適にプレイしたい」「少しでも通信速度を速くしたい」という人には不向きです。
また、WiMAXはギガ放題プランでも、一定期間内に大量のデータ通信をした場合、ネットワーク混雑時間帯に速度制限がかかる場合が有ります。
制限中もそこそこ速度は出ますが、体感できるぐらいには遅くなります。
3連休でたくさんネットを使ったりすると、制限が少し気になる可能性はあります。
おすすめのWiMAXプロバイダは「Broad WiMAX」
WiMAXを提供するプロバイダはかなり数が多いので、「どれを選べば良いのか迷ってしまう」ことも多いと思います。
おすすめは「Broad WiMAX」です。
シンプルに月額料金が安いことが魅力のプロバイダです。
結局はどこのプロバイダを選んでもサービス自体は、WiMAXとなるので、そこは変わりません。
なので、料金とキャンペーンを軸に選ぶのがWiMAXの場合にはベストになるかと思います。
Broad WiMAXは、ギガ放題プランが月額4,708円(初月無料)と業界最安クラスです。
プラスして、乗り換え時の他社違約金負担キャンペーンなども実施しています。
「お得に契約したい」という人にもおすすめできます。
即日受け取り当日利用可能なモバイルWi-Fi(ポケット型Wi-Fi)を紹介
④ スマホのテザリングを活用する
「自宅でネットはほとんど使わない」という人は、スマホのテザリングで済ませてしまうのも選択肢です。
テザリングは、スマホをWi-Fiルーターのように使える機能です。スマホからWi-Fiを飛ばして、パソコンやタブレットをネットに繋ぐことができます。
テザリングで自宅のネット回線を済ませてしまうなら、光回線の契約は必要なくなります。
光回線の料金分が節約でき、年間で5~6万円ほどの節約が可能です。
ただし、自宅に光回線を導入してしまう方がネット環境としては断然快適です。
スマホの通信費を見直すなら格安SIMも検討
テザリングを使ってスマホだけで通信を済ませるつもりなら、スマホ自体の料金を見直すとさらに通信費が節約できます。
スマホの通信費を節約する方法としては大きく2つ。
スマホの通信費節約方法
- 安いプランへ切り替える
- 格安SIMへ乗り換える
まず、一つが安いプランへ切り替える方法です。
あまり通信を使わないのに、大容量のプランで契約しているなら、ぜひ見直しをしたいところです。
最近ではドコモの格安プラン「ahamo」や「irumo」はじめ、各キャリアでも安価なプランが登場しています。
もう一つが、携帯電話会社の乗り換えです。大手キャリアから格安SIMへ乗り換えれば、月々3,000~5,000円程度の節約は十分に可能です。
格安SIMのブランドでは、mineo(マイネオ)や、LINEMO(ラインモ)などが利用者数も多くおすすめです。
また、格安SIMではないですが、第4の通信キャリアである「楽天モバイル」も、使用した通信容量に応じて料金が変動するため、データ使用量が少ない月の課金額を抑えることができます。
参考格安SIMおすすめランキング!現役通信技術者が選ぶ珠玉のプラン
通信費を安くする方法4選 まとめ
ぜひ自分に一番合ったネット回線の節約方法を見つけてみてくださいね!
自宅のネット回線を節約する方法4選
- シンプルに料金の安い光回線に乗り換える
- 光回線とキャリアのセット割引を使う
- WiMAXでまるっと済ませる
- スマホのテザリングを活用する
光回線を使うなら、安い光回線や、キャリアとのセット割引の使えるところへの乗り換えを考えてみましょう。
また、比較的ライトに使うなら、WiMAXやスマホのテザリングで済ます方法も、節約として有効です。